香川の手袋「tet.」のフェアが始まります 11/28(火)~1/14(日)

2023.11.26

暑い暑い夏が終わったと思ったら、もう冬!とびっくりしている今日この頃。今年の冬は長くなりそうな予感です。

そんな冬の毎日に欠かせない「手袋」が香川から届きますよ。

実は香川県東かがわ市は手袋の生産量が日本一。国産の手袋の約9割が香川で作られているんです。

温暖な地域の香川でなぜ手袋の生産が盛んになったのか?それは明治時代の一組の男女の駆け落ちから始まります。

当人同士の意思で結婚ができなかった時代。2人は駆け落ちし、香川から大阪へと移り住みました。そこで生計を立てるために始めたのが手袋製造。その後は親類が事業を受け継ぎ発展させていきました。

一方でこの時期、彼らのふるさとである香川では地場産業の衰退が始まります。
もともと製糖業や製塩業が発達した地域でしたが、明治時代後期には外国からの輸入が増え生産量が減少、人々の生活も苦しくなっていきました。

この状態の救済策として大阪で手袋製造を営んでいた彼らへ相談が持ちかけられたことで、その技術を香川へ持ち帰り、手袋製造が始まることとなりました。人々が生き抜き、町が存続していくための智慧でした。

(詳しくはtet.さんの「なぜ香川が手袋の産地?」をご覧ください)。

こうして生まれた香川の手袋生産の技術が現代まで受け継がれ、今ではさまざまな素材・形の手袋を得意とするメーカーがたくさんできました。

編み手袋、革手袋、縫い手袋、さらに防寒用、日よけ用、現場作業用、フェンシング用など、普段使いからお仕事・スポーツまで様々なものが香川で作られています。

今回フェアを開催するtet.(テト)さんは、香川に根付く複数の手袋メーカーとともに、それぞれの個性を生かしたものづくりに取り組んでいます。

明治から続く歴史の中で蓄積されたノウハウと職人の繊細な手仕事を、手袋を通して新潟の皆さんにお伝えできればと思っています。

たくさんの種類の手袋が届く予定なのですが、この中では一部抜粋してご紹介しますね。

【 nawa Men&Women 】

上品でありながら温かみのある冬らしいケーブル柄。

手を包み込むように立体的に編み上げることのできるホールガーメントという編み機で、着用したときに手が綺麗に見えるシルエットにこだわって作られています。

小さくめのケーブルなのでカジュアルになりすぎず、すっきりとしたシルエットです。

カシミヤ100%の触り心地も、ぜひお手に取って体感してみてくださいね。

色違いで男性女性サイズがあるのでお揃いにしても素敵です。

【 quick touch Men&Women 】

よくある指なし手袋よりも覆う面積が多く、指先が少ししか出ないので機能性もありながら暖かさも確保した便利な手袋です。

指の先の方までしっかりカバーしてほしいけれど、指先の素手感覚はほしい、という声を反映したアイテム。

スマートフォンやカメラの操作はもちろん、細かく指先を使うちょっとしたシーンでも着脱の手間がなく、さっと触れるストレスフリーな手袋です。

素材にはカシミヤのやわらかさに匹敵する、インナーウェアにも使われるような繊維の細いウールを使用しています。

こちらも色違いで男女ともにサイズがございます。

【 oyasumi gloves 】

これまでとは異なる、一風変わった手袋。こちらはお家で寝る前につけるグローブです。

糸や針を使わず素材を接着する特許技術を活用して作られており、手袋の内側の密着度と着け心地の良さが特徴です。

肌触りのよいスーピマコットン生地でなので肌が敏感な方にも。

乾燥が気になるこの季節、おやすみ前にぜひお使いください。クリスマスプレゼントとしても喜ばれそうです。9月のお話会でも、こういうのが欲しかった!と話題になった、スタッフ一押しのアイテムです。

【 tomodachi KIDS 】

手袋は大人用だけでなくキッズサイズもご用意しています!

こちらは思わずふふっと笑顔になってしまうような刺繍が可愛いミトン。

撥水加工がされており、風の進入を防ぐので寒い日のおでかけや雪あそびにもおすすめです。内側は肌触りのいい起毛素材。

イラストレーターの大西真平さん書き下ろしのキャラクターが雪の日のお友達になってくれますよ。

バリエーションも豊富なのでお好きな柄を選んでくださいね。

【 workers gloves 】

最後にご紹介するのは作業用の手袋です。

アウトドアやガーデニング、釣り、DIY、サイクリングなど、”働く手”のための万能手袋。

滑り止め効果の高いコーティングを使った独自製法により、水に濡れた状態でもグリップ力が持続します。透湿性もあるため蒸れにくいのもポイント。

縫い目のないシームレス仕様+伸縮性のある素材なので素手で作業しているようなフィット感。

さらに導電糸を手袋全体に編み込むことで、全ての指でタッチパネルの操作が可能です。

なんて万能なんでしょう。新潟の皆さん、お気づきでしょうか?この手袋、雪かきにピッタリなんです。

雪かき中に手が滑ったり、素手でやって霜焼けになったり、適当な手袋を使ったら手に豆ができちゃった。なんて経験がある方は必見です。

MとLの2サイズ展開なので、それぞれ買ってご家族で共有というのも良いと思います。


ここまで見てきて、なんて種類が多いんだろう?と思われませんでしたか?

実はもっともっとたくさんあるので実際に目にしたら驚かれると思います。

tet.のフェアは11/28(火)〜1/14(日)開催です。帰省のタイミングにも間に合いますので、ぜひ県外の方もお越しください!