アートの力でまちが明るくなるて、本当ですね。旧新潟三越の1階が明るくなりました。
障がいがある方たちの魅力的なイラストレーションなどの作品をまちなかの様々な場所に、掲示するサービスをおこない、地域を楽しく、障がいなど関係なく共に生きることに取り組むまちごと美術館のご依頼で、作家「しゅんすけ」さんが、新潟市の中心市街地を歩き、活性化に取り組む「にいがた2km」とコラボレーションしたまちなかでの作品掲示のためのグラフィックデザインを担当しました。しゅんすけさんのやわらかく明るいイラストと、細部を俯瞰して正確に描く絶妙なバランスを持っている個性がいきるように意識しました。
また、同じ古町エリアで過ごす僕自身にとっても、街の景観が少しでも好転し、気づかないうちにまちが明るくなっている感じがするような、主張しすぎないけど、気づいたら明るく感じるね、となることを意識しました。合わせて、歩行者など近くで見る人にとっては、よーく見てみたくなるように、イラストを邪魔しないようなデザインになるようこころ掛けました。設置後、数ヶ月たちますが、色あせることなく街に溶け込んでいる様子は、見ていてホッとしますし、時間経過を経て、いい絵だなと改めて感じています。
正直はじめは、どうしようかな〜、これは本当に意義あることで、僕らにすべきことがあるのかな、、とも思いましたが、お声がけいただけて良かったです。ありがとうございました。丁寧に、作家に寄り添う、まちごと美術館さんのスタッフさんの姿勢が印象的で、お互い会話をしながら、進められて良かったです。
ありがとうございました。 ぜひご覧くださいね。 詳しい写真などは はこちら
アート:しゅんすけ、
トータルディレクション:迫一成、
デザイン:迫一成、齋藤由樹
写真:杉井翼