「LIVE DESIGN School」参加者募集
こんにちは、代表の迫です。
2023年春から、全国のおもしろいデザイナーのみなさんと、これまでにない、
スクールを立ち上げることになりました。
2022年に発刊された『おもしろい地域には、おもしろいデザイナーがいる』の著者たちが中心となったスクールです。立ち上げの会議もとておもしろかったので、きっと、有意義な1年になると思います。
僕としては、
なんか、デザインのような見た目のことも好きだし、誰かの役にも立ちたいし、でも生活するからお金も必要だし、継続性もあったほうがいいし、、とか思う人にはぜひ参加してほしいです。
24年くらい前に、僕は絵本作家になりたくて東京築地にある「パレットクラブ」というスクールに通うことにして、「絵本コース」に入り並行して「雑誌デザインコース(たしか)」も聴講しました。
毎週毎週夜行列車や夜行バスで東京に行っていたわけです。よくやってました。
そこで、毎週かわる講師となるのが、現役の著名な絵本作家さんや編集者、デザイナーさんやイラストレイター、アートディレクター、写真家などでした。この話や考え方、経験のお話し、今見たほうが良いものの紹介などがとても刺激的で、毎週ワクワクドキドキだったのを思い出します。
そこで、僕の人生は変わりました。そこで出会った遠藤さんと新潟で活動をスタートさせたのです。
このことに、ぼくはとても感謝をしていて、人生のターニングポイントだったと思います。
だから、そんな場になればいいなと思っていて、このスクール立ち上げに参加しました。そうしたら、この講師陣?著者デザイナーたちがおもしろいのです。経験豊富で魅力的な人たちが多いのです。
なので、新潟の皆さんにも、と思って、こうして 御案内させていただきます。
デザイン経験がない人こそ、ぜひ。ぼくも何もわからないまま始めました。
地域というか、自分たちが住む町、働く街をもうすこしよいところにしたい。これからも残ってほしい、輝いてほしい!そう思う方は、参加をおすすめします。
きっと何かが変わると思います。
もう少しで締め切りになるそうなので、お早めにぜひ おまちしております。
hickory03travelersからも参加者おります^^僕もいますし。
詳しくはこちら https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000118830.html
<以下プレスリリース記事より>
2022年発刊の本『おもしろい地域には、おもしろいデザイナーがいる』の編著者・著者による、本から派生した学校「LIVE DESIGN School」が始まります。運営元は、この本の編集者が立ち上げた出版社、(株) 出雲路本制作所(代表:中井希衣子、京都府京都市)が務めます。
この学校は、地域とともに広義のデザインの視点を養い、実践者同士がともに考え合うための場です。この「広義のデザイン」には、グラフィックやプロダクトなどのデザインスキルではなく、商品の販路開拓や、店舗・拠点・学びの場づくり、ツーリズム、職人育成、生態系再生など、多面的な活動が含まれます。このような思考を深め、地域に伴走する方法やスタンスを参加者同士で学び合います。
本校には、そのようなデザインを得意とするトップデザイナーが参画します。プログラムは、1年間で、オンラインと現地(今年は福井県、奈良県、新潟県)で行います。
- 開校の背景
都市よりも地域での活動を志向する人が増えはじめ、幸せへの価値観や、気候変動や災害に対するリスクヘッジの意識が変わりつつあります。同時に、デジタルテクノロジーの進化により多くの人は場所を問わず仕事ができる時代になりました。
このような前向きな変化の裏側で、日本社会の人口は減り続け、あらゆる資材の価格高騰はとどまるところを知りません。それに伴い、伝統産業・伝統工芸の技術や職人、つまり長い間日本社会の矜持だったものが、あっけなく消え去っています。
だからこそもう一度、本当の豊かさを見つめ直したい。画面の中、映えるものばかりが猛スピードで入れ替わっていく社会より、それぞれが地に足をつけ、長い目で自分の生業を誇れる社会がいい。大量につくり大量に消費されていく社会より、本当に大事なわずかなものが、大事に手元にあり続ける社会がいい。
こんな時代に私たちは、デザインという方法こそ、役に立つと考えています。そのときのデザインは、先述したとおり、これまでの広告的なものではなく、本質を見抜き伝えるための手段です。これまでの価値観がじわじわと変わりはじめた時代に、地域にこそデザインが求められているのではないでしょうか。
このような問題意識から制作した本『おもしろい地域には、おもしろいデザイナーがいる』では、日本の各地域を拠点にするデザイナー21人がいかにして地域と関わり、アイディアを育て、実践しているかをとりあげました。
そして、この一冊を起点に、LIVE DESIGN Schoolがはじまります。これからの地域のこと、これからのデザインのことを、皆でともに考え、学び合う場です。
参画するのは、地域に生きる、日本のトップランナーのデザイナーたち。産業、経済、福祉、教育、過疎など、いろんな課題を目の前にしながら、それでも暮らしや社会をよりよくするために、これまで地道に活動を続けてきたメンバーです。彼ら彼女らが取り組むデザインは、一瞬の熱狂やたくさんの消費をもたらす広告的なものではなく、物事の本質を可視化し、本当に必要なところへ届けるもの。地域や事業者に対して、課題より可能性を見つけ、人と人をつなげ、誰かがやらないことを埋め、伝わるまで添い遂げる。そんな姿勢がこのメンバーには共通しています。
そんなメンバーとともに、これからの地域がもっとおもしろくなるよう、同じ時代に生きる者同士が学び合い、考え続けるための学校をつくります。この学校でできることは多様です。デザイナーたちと対話をしながら、自分のいる地域で何か事業を起こすことになるかもしれないし、どこか肌に合う地域を見つけることかもしれないし、自分だけの師匠を見つけることかもしれないし、はたまた今じゃ想像できないようなことかもしれません。
この学校は、予備校のように答えを教えてくれるわけではありません。今も地域での実践を続けるデザイナーたちだからこそ、そのライブ感を一緒に楽しみ、ともにあがき、思考し続ける時間になると考えています。校名の「LIVE」という言葉には、生命力に溢れ、風土を大事にし、枠を超えていく、そんな願いが込められています。
- 対象
本校は、これからの地域や、広義のデザインに関心のある方々に向けて開かれます。そのため、グラフィックデザインなどのスキルは必須ではありません。
主に、下記のような方々を想定しています。
・すでに地域で事業・活動をしている
・これから、UIターンを経て、事業や活動を始めたい
・首都圏を拠点にしたまま、地域での事業や活動に関わりたい
現時点(2023/4/11)で、地域の事業者の方、自治体職員、学校教員、学生、編集者、ライター、設計者など、さまざまな属性の方々にエントリーしていただいています。
<参画するデザイナーたち>
新山 直広 福井県鯖江市/TSUGI llc. 代表
坂本 大祐 奈良県東吉野村/合同会社 オフィスキャンプ 代表
小林 新也 兵庫県小野市/合同会社 シーラカンス食堂、島根県温泉津町/合同会社 里山インストール 代表
迫 一成 新潟県新潟市/hickory03travelers、合同会社アレコレ 代表
稲波 伸行 三重県菰野町/株式会社 菰野デザイン研究所、愛知県名古屋市/株式会社 RW 代表
福田 まや 大分県耶馬溪町/星庭 代表、テンポラリ耶馬溪 代表
佐藤 哲也 福島県郡山市/Helvetica Design株式会社 代表取締役
羽田 純 富山県高岡市/株式会社 ROLE 代表取締役
吉野 敏充 山形県新庄市/吉野敏充デザイン事務所 代表
佐藤 かつあき 熊本県熊本市/株式会社 かつあき 代表、一般社団法人 BRIDGE KUMAMOTO 代表
堀内 康広 兵庫県神戸市/トランクデザイン株式会社 代表取締役
・具体的なプログラム
本校では、オンラインと現地でのプログラムを開催します。
〈オンラインプログラム〉※参加必須
|Basic Lecture 広義のデザインを知る(各回1.5時間×8回)
各回1人のリードデザイナーから、デザイナーになるまでの変遷、立ち上げ経緯、ターニングポイント、現在の収支などを中心に、話を伺います。
|Design Talk 広義のデザインを深める(各回2時間×3回)
「お金のやりくり」「地域での仕事のつくりかた」「チームビルディング」を各回のテーマに、リードデザイナーたちとディスカッション。進行中のプロジェクトや今の悩み事を共有したり、相談します。
|Action Share 広義のデザインを実践する(各回1〜2時間×3回)
参加者の方が進めている具体的なプロジェクトについて、リードデザイナーに投げかけ、フィードバックをもらったり、議論したりできる機会です。
〈現地プログラム〉※希望者のみ
|Fieldwork 地域を知る(2泊3日~)
リードデザイナーが暮らし働く地域へ実際に訪問し、皆でその地域について考えます。本年度は奈良、新潟、福井を予定しています。
|Intern 地域に生きる(1か月~)
リードデザイナーがいるあの地域、あのデザイン事務所で働いてみたい・・という方のための、有償インターンです。数ヶ月かけて実際にその場で働き、プロジェクトを進めます。(参加には審査があります)
4/30 に、東京・アクシスギャラリーにて開校式を開催します(配信もあります)。リードデザイナーが全員現地に集合する予定です。ぜひご参加ください。
その後、オンラインプログラムは、第2・第4木曜の20時から開催します。
・5/11 Basic Lecture 01|坂本 大祐
・6/8 Basic Lecture 02|迫 一成
・6/22 Design Talk 01|お金について
・7/13 Basic Lecture 03|新山 直広
・7/27 Action Share 01
・8/10 Basic Lecture 04|福田 まや
・8/24 Design Talk 02|仕事のつくり方について
・9/14 Basic Lecture 05|稲波伸行
・9/28 Action Share 02
・10/12 Basic Lecture 06|吉野敏充
・10/26 Design Talk 03|チームビルディングについて
・11/9 Basic Lecture 07|佐藤かつあき
・11/23 Action Share 03
・12/14 Basic Lecture 08|堀内康広
現地プログラム(希望者のみ)は、下記の通り開催します。
・7月 Fieldwork 01
・9月 Fieldwork 02
・11月 Fieldwork 03
・12月以降 Intern
- 参加費(税込)
〈オンラインプログラム〉
一般 88,000円
若手割:20代社会人 66,000円
若手割:学生 33,000円
企業 220,000円
〈現地プログラム〉※フィールドワーク1カ所あたりの金額
一般 55,000円
若手割:20代社会人 33,000円
若手割:学生 11,000円
※ 現地プログラムの参加には、オンラインプログラムへの参加が必須です。