ニイガタネクタイ 02　亀田縞編

2025.4.10

新潟にもやっと春がやってきましたね。梅の花が咲いていて、ワクワクしていたら、もう桜が。新入生や新人さんをみかけると、
なんだか、フレッシュな気持ちになります。四季による、気持ちの変化って大切ですね。
そう、春なのです。春だからこそ、新しい取り組みにふさわしい季節です。
ってことで、新シリーズのお披露目です。

新潟の生地をつかったネクタイ、ニイガタネクタイの第2弾です。
今回の使用生地も亀田縞なのですが、前回大変好評だったというのと、第1弾は明るいラインが少なく、
春から夏にかけて喜んでいただけそそうなラインを、ということで選定しました。

それに伴い今回は中営機業さんにと立川織物さんの生地を使用しています。
ぜひ春のリフレッシや、気合い入れに、贈り物に選んでいただけるとうれしいです！
デザインと伴走は今回もTULIP EN MENSENさんです。

●niigata necktie ニイガタネクタイとは
新潟で作られている生地を使用した、新潟に愛着がある人や新潟に誇りを持っている人のためのネクタイです。
日常づかいはもちろん、贈り物などに選んでいただけるようなものになると嬉しいです。身に着けて、使ってはじめて生地は喜ぶと思うのです。さらに、大切に使い続けてもらえるよう、細部にこだわり出来上がったのが、この
niigata necktie です。
　また、手間をかけて織られている綿の布地を通して風土や歴史、技術など、会話のきっかけや地元の自慢の1つになると嬉しいです。男性にとって使いやすいアイテムが多いとは言えない亀田縞。男性にも亀田縞の楽しさを体感してほしいなと思って企画しています。「日常を楽しもう」を掲げるクリエイト集団hickory03travelersらしいアイテムになったとおもいます。Tシャツ作りから始まった私たちが、ネクタイ作りをするとは。感慨深いです。
第２弾も亀田縞ですが、新しく爽やかな色合いのものを選びました。
また、第１弾は中営機業さんが織る生地だったのですが、今回は、立川織物さんの生地も使用させてもらいました。
縞の織り方の違いによりストライプの傾きが逆になっています。

●ネクタイの特徴について
◎伝統的／トラディショナルな素材を新潟の生活に取り入れる。大人になってから感じられる風合いや色合いの良さがある。そんな気配を楽しめるネクタイが完成しました。亀田縞がもつ、上品な色の組み合わせは実に魅力的です。そもそも綿織物の亀田縞は一般的にネクタイに使われる素材ではありません。芯をはり、角がしっかり出るような構造とし、上質なネクタイに仕上げています。
　
◎着用した際、全体でバランスがとれることを重視しました。斜めのに縞をレイアウトしたパターンとし、縞が重くならないようにしています。新潟のスタンダードとして受け入れられるデザインに。
　
◎新潟の大人たちが日常的に身に着けたくなる配色と質感をセレクト。
「中営織業（なかえきぎょう）」さんのものを１つ、立川織物さんの生地を２つ選びました。
　
◎「贈っても贈られても嬉しい」を目指しました。新潟の紙器メーカーの手作業によるオリジナルボックスに丁寧にセットしています。品質を感じる刺繍タグにはkamedajima の文字も刻んでありエレガントな印象なので幅広い世代の方への贈り物としても喜ばれることでしょう。

●亀田縞（かめだじま）の生地の特徴について
亀田縞の生地は、凹凸を感じられる綿特有の質感があり、化学繊維やシルクともまた違う柔らかさが感じられます。1本1本の糸を色見本をベースにセットし、織機（おりき）の糸と結ぶ。気の遠くなるような手仕事がベースにあります。縦糸と横糸に太／細がありそれにより立体感がうまれ質感の上質さにつながっています。江戸時代からあったといわれている縞模様は地味なものかと思いきや、よくみると、明るく強い印象のものもあり現代的でもあります。ビジネスシーンでも、フォーマルな場でも活躍できるデザインです。手仕事と歴史と機械と熟練のスキルによって成立している貴重さを感じながらご愛用ください。

●カラーについて　（T：立川織物　N：中営織業）
　
＜新色について＞
●ライトオレンジ＆ホワイト／T
ライトオレンジとサーモンピンクの間のようなカテゴライズが難しい淡い色ですが、心地の良いやさしい印象のストライプです。
ソフトな印象を持っているので、穏やかなイメージを演出したい日に向いていそうです。控えめですが、テーマカラーがオレンジの
新潟のアルビレックスの応援にもなるといいなと思っています。